正しい姿勢とは①
生理弯曲の役割1
バランスをとる
人間の背骨は横から見たときに、頚椎(首)が前弯、胸椎(背中)が後
弯、腰椎(腰)が前弯といったゆるやかなカーブで結ばれ、独自のS字
のカーブがあります。これを生理弯曲といいます。
なぜ人間の背骨に3つのカーブがあるかというと、他の動物と違い二
本の足で立つからです。つまり、バランスをとるのが難しい「重心」を
正常な位置に保つためです。横から見たとき、生理弯曲があると重心
は、大後頭孔-頚椎7番-腰椎1番-膝関節-外くるぶしを通ります。これが
最良の重心位置です。

正しい姿勢とは②
生理弯曲の役割1
クッション
3つのカーブは、椎間板と呼ばれる背骨と背骨の間にある軟骨と一緒
に、クッションの役目をしています。これにより、体の重さや一点にかか
る圧力をやわらげ分散しています。例えば100㎏の力が上からかかっ
た場合、生理弯曲がある人の腰への負担は1/10(10㎏)で済みま
すが、この弯曲が一つしかない人は、力の分散が出来ないため1/2す
なわち50㎏の負担が腰にかかってしまいます。さらに弯曲が全くない人
は、100㎏そのままの力が腰にかかってしまいます。つまり生理弯曲
がある、ない、では体にかかる負担が全然違ってきます。

生理弯曲が崩れてしまうと
様々な障害の原因に
・重心位置を保ちづらい→姿勢バランスが悪くなる。
・重心を無理やり筋肉で保とうとする
→疲れやすくなり、筋肉疲労やコリと呼ばれる血流障害を起こす。
・背骨が歪み脊髄の神経圧迫を起こす
→痛み、しびれなどの感覚障害、ささいな物につまずくような運動
障害を起こす。
・椎間板への負荷が増大→椎間板障害(ヘルニアなど)
・背骨への負荷が増大
→骨の変形、骨棘、圧迫骨折、分離・すべり症の原因にも。
カイロプラクティックでは、この生理弯曲を念頭においた施術を行いま
す。
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